ナースコールの耐用年数は何年?推奨使用年数との違いは?
ナースコールの耐用年数ってどのぐらい?
壊れてからでは遅い!ナースコールの更新時期を把握しておきましょう。
ナースコールシステムは、機械としての分類でいえば償却資産にはならないため、法で定められた「耐用年数」というのはどのメーカーも公表していません。
おおよそ8〜10年で更新するという病院・施設が多いという統計はあります。
推奨使用年数との違いは?
メーカーによっては耐用年数ではなく「推奨使用年数」という形で、10年程度での更新を推奨しているところもあります。
ナースコールは常に稼働しているため、10年前後で部品が壊れたり、断線したりという故障が多くなるようです。
ナースコールの更新って、大変じゃない?
配線工事などが必要になる場合もありますので、たしかに大変です。
しかし、病院・施設を閉鎖するような、おおがかりなものではありません。
通常、システムの入れ替えとなりますと、多くは「前のものと同じメーカー」になること
が多いと思いますが、これは配線の種類が同じ・もしくは似通っていて、工事期間が短く
て済むからというのもあります。
しかし、完全に故障してしまったなどの場合なら一日も早く復旧しなければならないでし
ょうが、余裕を持って更新する場合であれば、違うメーカーに変えるための日数をきちん
と確保できるのではないでしょうか。
スマホでナースコール!?
いわゆる「次世代ナースコール」と呼ばれるシステムで、スマホに一斉着信するナースコ
ールがあります。PHSよりも10秒ほど早く着信・ネットワークカメラや防犯カメラとの連
動により、映像確認が可能・電子カルテとの連動により、即時での患者確認が可能など、
メリットが大きく、従来のPHS方式から入れ替える病院・施設がとても増えています。
もちろん内線電話としても使えますし、チャット機能などもあり、電話が通じなかったと
きの連絡メモ用としても便利。
導入された病院・施設からは、大変好評をいただいております。