【VPN対応高速アクセスルータ】UNIVERGE IXシリーズのご紹介
SDNによる先進的なネットワークからコスト重視のVPN構築まであらゆるビジネスシーンに応えるVPNアクセスルータです。
シリーズ累計98万台の出荷実績
(※2020年9月時点)
VPN対応高速アクセスルータ
4つの特徴
1. IPv6 IPoEでアクセス回線を高速化
2. クラウド活用に豊富なセッション数
3. ローカルブレイクアウト
4. 標準長期製品保証
1. IPv6 IPoEでアクセス回線を高速化
次世代インターネット接続IPoE
企業内のLANなどと同じやり方で直接インターネットに接続する方式です。従来のPPPoE方式に比べて大容量で、通信が混雑することなくスムーズに行われます。快適で安定した接続環境のため、法人向け回線としても大きなメリットがあります。
終端装置はNTT管轄で、ISPが自由に増設ができません。企業だけでなく一般家庭でも開通に時間を要している要因の一つが設備不足です。
※IPoEに対応したルータが必要になります。
セキュアなVPNを安価に構築
VPNの構築には、キャリアやISP事業者のサービス、ルータの機能を活用したインターネットVPNなど様々な方法があります。NGN網とNEC製IXルータの機能を活用し、セキュアで安価なVPNを構築することが可能です。IPv6 IPoE接続の利用で、従来の接続方式(PPPoE接続)の遅延を改善します。
インターネットへのアクセスはIPv4 over IPv6を利用することで、従来のIPv4でのインターネット接続も可能とし安定した通信を期待できます。
2. クラウド活用に豊富なセッション数
アプリの多重起動によるルータの「セッション数」の枯渇により、「通信が遅くなった」「アクセスエラーが増えた」といった問題があります。利用するコンテンツによりますが、ひとつのサイトにアクセスするとき端末1台あたり数十~のセッションを消費します。特に昨今、Office365などクラウドを活用される企業様が増えています。
クラウドサービスではより多くのセッション数を消費するため、「セッション数」の枯渇が原因によってインターネットへの接続ができない状況が起こります。NECのUNIVERGE IXシリーズは最大セッション数250,000(他社の約4倍)で、多数のインターネットクライアントを収容可能です。
3. ローカルブレイクアウト
URLオフロード機能で拠点のOffice365通信はインターネットへ直接アクセス
インターネットの出入り口を本社やデータセンター経由で集約している企業様で、ルータのセッション数/性能だけでは賄いきれない場合があり、センター集中の負荷による通信の遅延などの可能性がございます。
特にセッション数を多用するOffice365などのクラウド利用は、負荷がかかりやすく通信の遅延の原因となります。
そこで集中していた箇所の負荷を軽減するため、Office365など特定の通信を拠点のインターネット回線から直接通信(オフロード)させることができるローカルブレイクアウトが注目されています。
クラウド型統合管理サービス「NetMister」を利用することで、Office365以外のクラウドサービス(オフロードリスト)の利用およびその管理も可能になります。
・セッション数を多用するOffice365の影響を受けず、他のアプリケーションの性能を維持
・インターネットへ直接通信するOffice365は、HTTPS通信によりセキュリティを確保
インターネットVPNとローカルブレイクアウトの活用
IXシリーズ利用でクラウド型統合管理サービス「NetMister」のDDNSサービスを活用することで、動的IPを利用し安価にVPNを構築することができます。
また、ローカルブレイクアウトの機能を活用し、クラウドには各拠点からダイレクトにアクセスさせることで、クラウドサービスの快適化・安定したインターネット環境が利用可能です。
4. 標準長期製品保証
IX2000シリーズ製品ご購入日から5年間(IX3000シリーズはご購入日から1年間)、無償修理をご提供しています。長期間安心してご利用いただけます。修理費および工場からお客様への返送費を含めた無償対応です。
対応機種
5年:IX2106,IX2207,IX2215,IX2235,IX2310
※特定のお客様向けカスタマイズ製品は1年間
1年: IX3315
(2021年4月時点)