ナースコールは入院病棟には必要!ない場合のリスクは?

すぐに緊急処置を施せる

入院病棟を抱えている病院では、患者さんが横になっているベッドにナースコールのボタンの置かれているケースが多くあります。

急に具合が悪くなった場合や我慢できないような痛みが起きた場合にこれを押すとナースステーションに連絡が入ります。

そしてすぐに看護師が駆けつけることのできるシステムです。

もしこのナースコールが用意されていないと生命のリスクにかかわってくる可能性も出てきます。

ナースコールが設置されていない医療機関で患者の急変があった場合、家族などが見舞いに来ている場合ならスタッフを呼んで急を告げることもできるでしょう。

しかし深夜や早朝など、だれもいないときに容体が急変した場合は自力で呼びに行くのは難しいと考えられます。

相部屋であれば、同部屋の他の患者さんが看護師を呼びに行くこともできるかもしれません。

しかし看護師などを呼びに行ったとしても病室に来てもらうまでにどうしても時間がかかります。そのため処置が遅れてしまうことは避けられません。

そのような時でも、ナースコールのボタンがベッドのそばにあれば、それを押すことですぐに看護師に容体の急変を知らせることができ、より早く病室に到着できます。

状態によっては一刻の猶予も許されないこともあり得ます。できるだけ早く処置をすることは、救命率を上げることにもつながります。

様子がおかしくて前兆があればいいですが、患者によってはついさっきまで元気に話をしていたのに急に意識を失う、心停止するといったこともあるのです。

もしもの時でもすぐに対処できるようにするために、ナースコールを設置することは大変重要です。

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患者さんにとっても安心材料

ナースコールを設置することは、看護師など医療スタッフだけでなく、患者さんにとってもメリットがあります。

病気で病院に入院することになった場合、誰しも不安に感じるものです。

「治るのにどのくらいかかるのだろうか?」、「元通りの生活を取り戻すことができるのだろうか?」という不安を抱えている人もいるので、長期入院している患者さんの中には、「自分は本当に退院できるのか?」と心配して精神的に不安定になっている人もいるでしょう。

そして患者さんは「もし急に症状が悪化したらどうしよう」という不安を抱えていることも少なくありません。

しかしナースコールが枕元にあれば、何かあったときでもそのボタンをすぐに押せば、とりあえず誰かが駆けつけてくれ対応してくれます。

ボタンを見れば、「何かあっても大丈夫」という安心感を得ることができます。

患者さんは一見すると普通に医療スタッフや見舞客に対応していて、病状でも精神面でも安定しているように見える人でも、潜在的には不安を抱えがちなものです。

その不安が何かのきっかけで一気に出ることも十分考えられます。

病院は患者が少しでも安定した状態で過ごすことができ、自分の体の治療に専念できるような環境を整備する必要があります。

患者さんが安心して、医療スタッフに自分のすべてを任せられるような環境にするには、と考えた場合、やはりナースコールが各ベッドに設置されていることには大きな意味があります。

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自分が押せなくなった場合でも

容体が急変した場合、患者さん自らナースコールを押せればいいのですが、本当に急変で意識を失って自分ではどうすることもできないケースも考えられます。

また突然死の中には突発的な心疾患で、眠っているときに意識を失ってそのまま、という事例もあります。

このような状況でナースコールがない場合、自分で呼びに行けないので手遅れになるリスクは大きいと考えられます。

しかし例えば相部屋でほかの患者さんもいる場合、誰かが容体がおかしいことに気がつけば、ナースコールで看護師を呼ぶことができます。

ナースコールはただ単に看護師に連絡するだけでなく、電話のように通話できるようになっています。

ですから「隣の人が話しかけても反応しない」とか「胸を押さえて苦しんでいる」といった具体的に対象の患者さんがどのような状態に陥っているか報告することができます。

このような詳しい状態を把握していれば、医療スタッフも患者がどのような症状を発症しているのか、ある程度予測がつくでしょう。

症状がある程度絞り込まれれば、どのような処置をしなければならないか、そのためにはどのような器具をもって急行すればいいのか、どの先生を呼べばいいかなども判断できます。

このように自分で助けを呼べない場合でも、周りの誰かがすぐに急変を知らせることができるのは大きなメリットであると言えるでしょう。

コールが鳴った場合、患者さんの元に行って対応するのは看護師の仕事です。

中にはコールがあって行ってみるとただ単にベッドから落ちていた、トイレに行きたいのようなすぐに対応しなければならないものではなかったというケースもある可能性があります。

しかし、やはり容体の急変にすぐに対応できてリスクを減らせることから、入院病棟を抱えている医療機関ではナースコールを設置することは安心に繋がります。

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