【医療機関(病院)向け】スマホ内線をするメリットとは?PHSとスマホ内線を徹底調査!

【医療機関(病院)向け】スマホ内線をするメリットとは?PHSとスマホ内線を徹底調査!

医療機関では「スマホ内線」を検討中…

現在も、医療機関で医師や看護師などが使用する携帯端末として、PHSを利用している病院が圧倒的に多いです。その理由として、PHSの電磁波が昔の携帯電話と比べて非常に弱く、人体・機器への影響が少ないとされていたからです。

しかし、現在のスマートフォンや携帯電話は人体・機器への影響が少ないため、院内で使用可能となりました。そこで近年、 PHSに代わる医療機関向けの携帯端末として検討されているのが、『スマホの内線化』です。

スマートフォン1台に業務アプリや内線を集約することで、複数デバイスを持つ必要がなくなったり、場所を問わずに内線・外線が可能になったり、、、などのメリットが考えられます。

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医療機関でPHSを使用する2つのメリット

まず、スマホ内線のメリットの“前”に医療機関で利用されることが多い「PHS」から見ていきましょう。

【メリット:その1】

PHSは、スマホと比べると軽量

PHSは、一般的なスマホと比べると、手のひらサイズで胸ポケットに入り、重さなども軽いです。
そのため、スマホよりもPHSの方が、持ち運びも軽く、運用することができます。

PHSは、スマホ等と比べると軽量

【メリット:その2】

費用を抑えられる可能性がある

PHS設置台数や運用されたい環境(PHS電波が届く距離間等)により、費用を抑えられることがあります。。

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医療機関でPHSを使用している場合の4つのデメリット

PHSは良いことばかりではなく、PHSに“落とし穴”があるため、スマホ内線を検討されることが多いです。

医療機関(病院)でスマートフォンを内線化するメリット

【デメリット:その1】

外出先で外線発着信ができない

PHSは、通話専用として利用されることが多い携帯端末です。
自営PHS環境下で、PHSの外線発着信(0発信・ダイヤルイン)が可能ですが、自営PHSの電波から離れると、PHSを利用した外線発着信ができません。

外出先で外線発着信ができない

デメリット:その2】

PHSは表示できる情報量が少ない

PHSは、ナースコールが鳴った場合、部屋番号・ベット番号などの簡易情報しか表示できません。また、PHSでメールを送付する場合、文字数は100文字程度になります。

デメリット:その3】

ナースコール着信時にタイムラグが発生する

PHSで複数の端末を呼び出した場合、2秒ごとにずれて呼び出していくため、1台目の呼び出しから2秒後に2台目のPHSが呼び出される事になります。

仮に、PHS5台分を呼び出そうとすると、1台目の着信から5台目の着信までは最低8秒かかる事になります。これでは受信する側の偏りが生じてしまい、1台目を使用する人の負担が大きくなってしまいます。

一斉着信のイメージ

※ご利用の状況により、異なる場合がございます。

デメリット:その4】

公衆PHSサービスの終了(2021年に終了済み)

かつて、PHSは個人で利用する公衆PHSサービスが普及していましたが、現在はスマートフォンの利用者が圧倒的に増え、個人向けの公衆PHSサービスは2021年で終了しています。

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自営PHSと公衆PHSの違い

自営PHS(白ロム)
  • 電波帯が、1.9GHz帯のため、他の機器との電波干渉が起きない
  • 070番号(公衆番号)を持っていない
  • 自営PHSアンテナと電話交換機に接続し、PHSを利用
公衆PHS(黒ロム)

   ※2021年にサービス提供終了

  • 電波帯が、1.9GHz帯のため、他の機器との電波干渉が起きない
  • 070番号(公衆番号)を持っている
  • PHS基地局と電話交換機に接続し、、PHSを利用
【今では、あまり聞かない「070」番号】

「070」番号は、PHSに割り当てられた番号です。PHSでは「070-5○○〇-○○○○」、「070-6 ○○〇-○○○○ 」で始まる番号を使用していました。

【参考】自営PHSの構築方法

PHSは、使用するエリア内に「PHSアンテナ」を設置し、PHSを利用します。

PHSアンテナの設置数が少ないと、PHSを使用したい場所まで電波が届きません。一方で、PHSアンテナが多いと、PHSで通話しながら、PHSアンテナから別のPHSアンテナに度々切り替わることで(ハンドオーバー)、通話が途切れてしまう場合があります。

PHS構築イメージ

PHS構築イメージ

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〈医療機関向け〉スマホ内線の4つのメリット

医療機関でPHSが圧倒的なシェアを誇っていたのは、スマートフォンよりも電磁波の影響が少なかったからという背景があります。医療機関には電磁波の影響を受けると、検査結果に悪影響を与えてしまうデリケートな医療機器が多くあります。

ペースメーカーなど電磁波の影響を受けると健康を害する患者さんも多いため、電磁波が弱いPHSが推奨されていました。スマホ内線を導入することにより、従来のPHSでは、カバーしきれなかった対応ができる可能性があります。

しかし、以前のようにスマートフォンの電磁波の影響が少なくなったことで、安全性のデメリットもクリアしてきています。医療機関で、スマートフォンを内線化することで得られる4つのプラス面をご紹介いたします。

〈医療機関向け〉スマホ内線の4つのメリット

【メリット:その1】

スマホとPHSの2台持ちが解消

スマホ内線を導入した場合、内線・外線通話をひとつのスマートフォンで行うことができます。持ち歩く台数がスマホ1台になるため、身軽に動くことができます。

スマホとPHSの2台持ち解消イメージ

【メリット:その2】

電子カルテを利用できる

スマホ内線であれば、その場で電子カルテを閲覧することができ、ナースコール着信時に電子カルテ情報を表示させることで、対応優先度を瞬時に判断できます。

スマホ内線の場合、ナースコールが鳴ったら、居室へ移動しながら電子カルテを確認するなど、緊急事態にすぐに対応するといったスムーズな行動ができます。

電子カルテ利用イメージ

【メリット:その3】

ほぼ同時にナースコール呼び出しができる

スマートフォンなら、PHSよりもほぼ同時にナースコール着信する事が可能です。
これにより、受信する側の偏りが解消され、同時着信により円滑な対応もでき、緊急時の対応が遅れるという心配も少なくなります。

一斉着信イメージ

【メリット:その4】

チャットなどの機能も利用可能

スマホ内線は、内線、外線、電子カルテの確認だけでなく、ビジネスチャットツールを利用できます。

スマホにビジネスチャットツールを取り入れておけば、いつでも簡単にスタッフ全員にメッセージを送信し、情報を共有できます。
これなら通話ができない状況などでも、やり取りが可能です。

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スマホ内線とPHSの比較

スマホ内線 PHS
メリット ・スマホとPHSの2台持ちが解消
・電子カルテを利用できる
・ほぼ同時にナースコール呼び出しができる
・PHSは、スマホ等と比べると、軽量
・規模により、費用を抑えられる可能性がある
・安定した通話品質
デメリット ・インターネット環境に依存する
・構築規模により、費用が高くなる
・外出先で外線発着信ができない
・PHSは表示できる情報量が少ない
・ナースコール着信時にタイムラグが発生する
・公衆PHSサービスの終了
(2021年に終了済み)

医療機関でスマートフォンの内線化の検討拡大中・・・

従来のPHSや固定電話の内線にはさまざまなデメリットがあり、PHSが導入された背景にはスマートフォンよりも電磁波の影響が少ないからという理由がありました。

現在は、スマートフォンの電磁波の影響が少なくなっているので、スマートフォンの内線化導入を検討する医療機関も増えています。

ぜひ、医療機関のスマートフォン内線化の導入を検討してみてください。