無線lanとwi-fiの活用事例をオフィス・病院・ホテル別に紹介
オフィスで活用する無線lanとwi-fi
無線lanやwi-fiは、いろいろなところで使われています。
言い方は違いますが、どちらもコードなしでインターネットにつながるという便利なシステムです。
今まではインターネットに繋ぐ場合、LANという専用ケーブルを使っていました。
LANケーブルで、コンセントとパソコンを繋ぎ、通信できる状態にしていましたが、今はLANケーブルを使わずに、無線lanやwi-fiで、インターネットへの接続や通信が可能となっています。
ただしケーブルは不要ですが、通信するために専用のルーターが必要です。
室内では無線lanルーターを使い、外ではwi-fiスポットでインターネットに接続することができます。
今までは自宅やオフィスでインターネットをしたり、外出先でパソコンやスマホを使ったりするために利用されるのが一般的でしたが、今は様々なところで、取り入れられています。
特にオフィスではインターネットが欠かせないことも多いので、導入している会社も増えています。
営業職の場合は外出することも多いため、外出先から会社や取引先に電話をかけたり、インターネットを使ったりすることも多くなります。
この場合は通信料がかかっていますので、必要経費ではありますが、通信料を削減できるツールを使えばパケット定額になり、通信費が大幅に削減できます。
専用ツールを使えば、スマホを内線端末として利用できるので、会社の固定電話が不要となり、固定電話の分が削減できます。スマホを内線端末として利用できれば、アプリなどで電話回線を使わずに通話が可能となるので、通話料の節約にもなります。
外出中でも、電話が受けられますし、転送などをしなくていいから情報交換がスムーズになるというメリットも生まれます。このように、オフィスに取り入れるメリットは大きいのです。
病院で役立つ無線lanとwi-fi
病院で使われているナースコールは、医局や受付にいるナースを呼ぶためのものです。
入院している患者のベッドには必ずナースコールボタンが設置されていて、ナースの助けが必要な時などにナースコールで看護師を呼ぶことができます。
病院だけでなく医療施設や介護施設などでも使われていますが、受付や医局に本体があるので、ナースが定位置にいない場合は、ナースコールが聞こえません。
入院病棟がある病院では、いつナースコールが鳴ってもいいよう、看護師が必ずスタンバイしていますが、緊急時には対応できないこともあります。
こういう場合も、ナースコールに無線lanやwi-fiを取り入れることで、より便利になります。
スマホをナースコールと連動させることで、看護師がどこにいてもスマホを携帯していれば、常にナースコールを確認できます。
いろいろな設定ができるので、例えばナースコールでも緊急なものと、それほど緊急ではないものがあります。
こういう場合は、通常のナースコールと緊急ナースコールを色分けすることで、一目でわかるようになっています。
患者側のナースコールボタンも進化していて、今までのベッドの頭の方につなげて使うタイプもありますが、手元で使えるボタン式のものも登場しています。
ボタン式にすると、コードがないので見た目もスッキリしていますし、コードが引っかかるなどの煩わしさもありません。
手元に置いて置けるので、起き上がらなくてもナースコールができるなど利便性が高まっています。
ボタンを押す力がないような状態では、握るだけでナースコールができるものもあります。
ホテルなどでも導入されている!
出張でホテルに泊まる時でも、部屋でインターネットが使えると何かと便利です。
今はホテルでもインターネットが使える環境を整えていますが、無線lanやwi-fiがあるとかなり便利です。
コードがないので好きな場所で使えるのが無線lanのメリットですが、無線で通信するために、有線lanに比べるとセキュリティ面ではやや不安が残ります。
ホテル側も無線lanやwi-fiの方が、工事費が安く済むので経費削減という意味ではメリットですが、利用者の使いやすさやセキュリティ面を考えた時、必ずしもそれがベストとは限らないのはデメリットとなってしまいます。
ホテルによって、どちらがいいかは変わりますので、そのホテルにとって最適な環境を選べるネットワークを提供してくれる会社を選ぶのがおすすめです。
無線の場合は、同じ室内でもパソコンとタブレットなどを同時に使えます。
しかし有線の場合はどちらか片方しか使えません。
コードレスだからコンセントの近くでなくてもOKですが、場所によっては通信状態が悪く速度が遅くなることがあります。
有線なら、部屋の位置に関係なく常に安定した通信速度が維持できます。
無線は工事も早く、設置後も配線がないので部屋がスッキリしています。
有線はどうしてもコードが見えてしまいますし、工事には少し時間がかかり、工事費も高めです。
無線なら事務所にルーターを設置すれば、各部屋にはアンテナがあればいいから、各部屋での工事は不要です。
このように無線と有線では、それぞれにメリットとデメリットがあります。
ホテルにとって、どちらがいいのか見極めも重要ですが、利便性では無線lanやwi-fiの方が優っています。