ビジネスフォンの耐用年数とは?耐用年数を過ぎたら早めの更新がオススメ!

ビジネスフォンの耐用年数とは?耐用年数を過ぎたら早めの更新がオススメ!

電話交換機を更新(リプレイス)を検討するタイミングは、電話交換機のリース期限満了や電話交換機の不具合など様々なタイミングで考えられることが多いです。

まず、どのタイミングで電話交換機を更新を考えるべきなのか、電話交換機の耐用年数も交えてご案内いたします。

電話交換機(PBX)の基本的な耐用年数「6年」

電話交換機の法定耐用年数は、「6年間」と言われています。

法定耐用年数「6年」と定められていますが、実際に電話交換機(PBX)を6年以上、利用されるお客様もいます。

ですが、万が一、電話交換機(PBX)の不具合や故障が発生した場合、保守対応部品を調達することができず、サポートができないことがあります。

そのため、電話交換機(PBX)の導入「6年」経過前後に、更新の際の費用を検討していくことをオススメいたします!

導入から6年経過後に、万が一の故障などが発生した場合、
保守部品対応ができない??

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電話交換機の故障率は、数年~10年で跳ね上がる

電話交換機を10年ほど利用されるお客様もいます。では、電話交換機を10年利用すると、どのようなリスクがあるのでしょうか。

まず、電話交換機の稼働率と故障率の関係では、ハードウェアの故障率の推移グラフを表した「バスタブ曲線」があります。「バスタブ曲線」では、数年~10年以上、機器を使用していると機器の故障率が上がり、機器の寿命がおきます。

バスタブ曲線内の「摩耗故障期」には、電話交換機でいうところの稼働部品「電解コンデンサ」などが故障することがあります。そのため、「電解コンデンサ」が故障状態では、電話交換機が利用できないなどが発生する可能性があります

電話交換機の稼働率と故障率を表す「バスタブ曲線」

※「電解コンデンサ」とは、金属と電解質を使用し、充電や放電を行うことで、電圧を安定させるなどの役割を持っています。

電話交換機(PBX)の耐用年数が過ぎると、どうなるのか?

①電話機の液晶画面が見えなくなった

→液晶画面の表示が薄くなって見にくい、もしくは全く表示できなくなるなど、液晶画面の劣化が起こることも考えられます。
電話機側の劣化の可能性もありますが、電話交換機側の電力供給ができていないなどの可能性も考えられます。

電話機の液晶画面が見えなくなったイメージ

②電話機の着信音が鳴らなくなった

→着信があっても、誰も気づかないということも起こる可能性があります。また、一部の電話機のみ着信しないということもあります。。

電話機の着信音が鳴らなくなったイメージ

③電話機のランプが点灯しなくなる

→電気のコーナーランプなどがつかないなどが発生する可能性があります。

電話交換機(PBX)の基盤が劣化したまま使い続ける場合

更に、ビジネスフォンの通話が途切れ途切れになってしまう、話をしている最中であるにもかかわらずと切れてしまうといった様々な事象が発生する可能性があります。

このように、電話交換機の耐用年数が超えて利用すると起きる可能性のある事象をご紹介いたしました。では、電話交換機を利用する上で、ベストな設置環境をご紹介いたします。

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電話交換機(PBX)のベストな設置環境 “3点”

電話交換機を導入・設置する際には、適切な場所での管理が求められます。ここでは、電話交換機を設置する上で、ベストな環境場所と現在の電話交換機の場所と合っているかどうかを確認していきましょう。

①「放熱対策」

電話交換機(PBX)のような電気機器の場合、使用すると熱を発し、この熱をうまく逃さないと製品内部に熱がこもってしまいます。電話交換機(PBX)などにとって高温の状態が長く続くと、故障リスクが高くなります。

そのためには、ビジネスフォンの周りには余計な荷物・物を置かないよう、熱が外部に逃げるように、放熱しやすい環境を整えることが大事です。

放熱対策イメージ

②「防塵対策」

電話交換機(PBX)の設置場所に、ほこりなどがたまりやすくなってしまったりすることもあります。電話交換機(PBX)には、放熱するためのファンや換気口がついており、ほこりによって目詰まりを起こす可能性があります。

また、夏場エアコンなどを使っていても、直射日光が入ってきてなかなか室温が下がらない場合も注意が必要です。

防塵対策イメージ

③「温度対策」

湿気のこもった部屋の中で電話交換機(PBX)を使い続けると、製品内部で使われている金属や端子が腐食を起こしやすくなります。その分、劣化も早くて、交換を早めに行わなければならなくなる可能性もでてきます。

温度対策イメージ

電話交換機の管理方法をチェックし、適切なタイミングで電話交換機の更新を考えることをオススメいたします。

耐用年数が過ぎた場合にご提案する構築例

万が一、電話交換機が故障した場合、予想していなかった電話交換機更新の作業費用がかかってしまうため、計画的に電話交換機更新にかかる費用を予算確保を行うことをオススメいたします。

電話交換機の更新をお考えの場合、KOSネットワークでは、「現状のオンプレ型電話交換機をそのまま更新した構成パターン」や「ネットワークを利用した電話交換機の構成パターン」など様々なご提案をご用意させていただきます。

「現状のオンプレ型電話交換機をそのまま更新した構成パターン」

「ネットワークを利用した電話交換機の構成パターン」

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