【2024年最新版】ナースコールの選び方を解説!主要メーカーのシェア・特徴を比較
目次
昨今のナースコールシステム
昨今は、従来のインターホン型のナースコールシステムだけでなく、電話交換機(PBX)一体型のナースコールや、無線ナースコールなどの選択肢が増え、その施設に見合ったナースコールシステムを選択できるようになりました。
ナースコールメーカーのシェア
従来型のインターホン型ナースコールシステムを提供している、アイホン、ケアコムのシェアは非常に高く、小規模施設のシェアは、電話交換機一体型ナースコールシステムのナカヨ、Yuiコールのシェアが増加傾向にあります。
インターホン型ナースコールがまだまだ主流な理由は、「信頼と実績」
ナースコール=緊急呼出であるため、信頼と実績のあるアイホン、ケアコムが提供しているナースコールを導入される施設が多いといえます。ただ、従来型とはいえ日々進化しており、見守りカメラや眠りスキャンなどIoTデバイスとの接続も可能です。また患者様、利用者様の状態に合わせた呼出しボタン(コールボタン)も選ばれる理由の一つです。
ナースコールシステム主要メーカー
アイホン
インターホンで培った技術をナースコールでも展開されています。自社開発の見守りカメラや看護業務データ解析サービスも提供されています。
ケアコム
ナースコール専門メーカーです。ナースコールだけでなく、看護支援システムやベットサイド表示システムも自社開発されています。子機周りの商品も豊富なラインナップから選択可能。
ナカヨ
電話主装置と一体型のナースコールです。内線子機として呼出ボタンを選択可能です。どちらかというと小規模向けシステムとなります。
小規模施設向けで、電話交換機一体型ナースコールシステムが選ばれる理由は、「初期導入費用が安価」
多くの施設で、ナースコール+PHSをご利用されています。アイホン、ケアコムが提供されている従来型のナースコールでPHSを利用する場合、ナースコールシステムとは別に、電話交換機設備(PBX)が必要ですが、電話交換機一体型ナースコールシステムでは、電話交換機の端末として、ナースコールの押し釦やPHSを利用頂けます。1つのシステムで提供することで、初期コストを抑えて導入することが可能です。
【まとめ】2023年のいま、「ナースコール」はどのタイプを選べば良いのか!
従来型NC | 電話交換機一体型NC | |
価格 | ▲ | ● |
オススメの施設規模 | 中-大規模 | 小規模 |
呼出ボタンの種類 | ●豊富 | ▲ |
耐用年数の目安 | 10~12年 | 7~9年 |
保守サービス網 | ● | ▲ |
クラウドやIoTといったデジタル化が加速していく中、ナースコールシステムの選択肢も増えてきています。どのメーカーにするか考える時のポイントとして、
●-- 「信頼と実績」で考えるならアイホン、ケアコムが提供している「インターホン型ナースコール」
●-- 小規模施設向けで、「初期コストを抑えたい」ならナカヨ、Yuiコールが提供している「電話交換機一体型ナースコールシステム」
以上のことを参考に、規模や予算などを考慮しながら施設に最適なナースコールシステムをお選びください。
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