介護施設へのWi-Fi導入有用性

Wi-Fi有用性イメージ

「IT革命」や「ネットバブル」といった言葉が誕生し、ホームページやECサイトが当たり前となりました。

会社では一人一台パソコンを与えられ、URLとメールアドレスが名刺に入った…そんな時代から約20年が経ちました。

現在介護施設に入所される人の中には、10年以上会社でパソコンを使っていて、その後自宅でもパソコンを購入・使いこなしていたという方が多くいらっしゃいます。

入所にあたり、パソコンを持っていっていいか?という質問があった時、あなたの施設ではなんとお答えしていますか?

残念ながら、「持ち込むことは大丈夫ですが、ネット環境がありません」と言わざるを得ないことがまだまだ多いようです。

また、「カンタンスマホ」の出現や、ケーブルテレビや携帯ショップなどがタブレットを安価でレンタルしていたこともあり、スマホ・タブレットを使える高齢者も想像以上に増えています。

面会者も、ほとんどの人がスマホかタブレットをお持ちですので、これからは「ネット環境」の需要はますます増えることが予想されます。

もちろん介護する側のツールとしても、ネット環境は重要となってきました。

監視カメラ・睡眠計などの見守り機器や介護用アプリの数々、病院の電子カルテとの照合など、年々新しいネットワークツールが世に出ています。

しかし介護施設に、有線LANを導入するのは利用者様がケーブルに足を引っかける危険性などを考慮するとおすすめできません。

必然的に無線LAN、Wi-Fiの導入となってしまいます。

無線LANとは、複数台のパソコンやネットワーク機器を無線で接続して使用できるように構築されたLANの事を言います。

特定の場所に設置したアクセスポイントを介して、そのエリア内で無線LANを利用する事ができるサービスです。

介護する側・される側、両方のメリットを無線LANで構築しませんか。